ドキュメンタリー映画 『1/4の奇跡』

6月の終わりに【4分の1の奇跡〜本当のことだから】というドキュメンタリー映画を観る機会がありました。

この映画は、石川県の養護学校の教諭である山元加津子さん(かっこちゃん)と障害のある子どもたちとの物語です。

心動かされるエピソードの連続で、もう全てメモを取りたいほどでした!

そして不思議なのは、観てから時が経てば経つほど、深い感動が湧き上がってくるのです。

今こうしてブログをしたためていると、何からどう伝えればいいのかわからないほど伝えたいことがたくさんあるのです。

なので、このブログでは、雪絵ちゃんとかっこちゃんのお話を中心に伝えたいと思います。

ちょっと長くなると思います。

読めるところまで読んでいただければ嬉しいです😊

雪絵ちゃんは多発性硬化症(MS)という病気を持っています。

この病気は脳の一部が硬くなり、発熱を繰り返す。

発熱の度に目が見えにくくなったり手足が動きにくくなったりする病気で、リハビリによってある程度回復するが、発熱前に戻るのは難しいとされています。

雪絵ちゃんは再発するたびに、たとえ一度は落ち込むことがあっても、いつも必ず自分の力で立ち上がっていました。

そしてこう言い続けたそうです。

「MSでよかった」

「MSでなければ今出会っている人たちに出会えなかった、私は今出会っている人たちに出会いたかったから」

「また生まれ変わってもMSで生まれたい」と。

雪絵ちゃんの詩を紹介します。

✨🔹✨✨🔹✨✨🔹✨

【ありがとう】

私、決めてる事があるの。

この目が物をうつさなくなったら、目に、

そしてこの足が動かなくなったら、足に、

「ありがとう」って言おうって決めてるの。

今まで見にくい目が一生懸命見よう見ようとしてくれて、私を喜ばせてくれたんだもん。

いっぱい、いろんな物、素敵な物見せてくれた。

夜の道も暗いのにがんばってくれた。

足もそう。

私のために信じられない程、歩いてくれた。

一緒にいっぱいいろんな所へ行った。

私を1日でも喜ばせようとして、目も足もがんばってくれた。

なのに見えなくなったり歩けなくなった時、「なんでよー」なんて言ってはあんまりだと思う。

今まで、弱い弱い目・足が、どれだけ私を強く強くしてくれたか、ちゃんと知ってる私だから、ちゃんとありがとうって言うの。

大好きな目、足だから、こんなに弱いけど大好きだから、ありがとうもういいよ、休もうねって言ってあげるの。

多分、誰よりもう〜んと疲れてると思うので

……。

でもちょっと意地悪な雪絵は、まだまだ元気な目と足に、もういいよとは絶対言ってあげないの。

だって、まだ見たい物、行きたい所、いっぱいあるんだもん。

今までのは遠い遠い未来のおはなしでした。

(ドキュメンタリー映画1/4の奇跡 パンフレットより引用)

✨🔹✨✨🔹✨✨🔹✨

自分の身体は、この地球上での借り物です。

その身体を雪絵ちゃんは大切に大切にしているのです。

こんな辛いと思える役割を引き受けられるのは、成長した魂でないと無理でしょう。

障害や病気を持って生まれてきた人は、特別なお役目を持って生まれた存在なんです。

私の大好きな師匠、斎藤一人さんからも、障害を持っている人は、とても魂レベルの高いスゴイ人たちなんだよ!と、教えていただいてました。

その言葉を切に感じた私でした。

最後に、雪絵ちゃんの言葉で締めくくりたいと思います。

「みんなそれぞれの役割があって生まれてきた。

みんな必要で大切な存在なんだね」

この映画、もっともっと伝えたい事がたくさんあります!

たくさんの方に見てほしい映画です。

もし皆さんのお近く、上映会のお知らせがありましたら、絶対に見てください💓

✨感謝✨の念が湧き上がってきます。

自分が愛しくなります💖

*このブログでは、まだまだ伝えきれないお話があります!

後日、4分の1の奇跡 パート2もお届けしたいと思いますので、ぜひみてくださいね😄

長い長いブログ、読んでくれてありがとうございます🙇‍♀️✨

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