【処方コンセプト】からだの痛みに(内も外も)

漢方の鎮痛剤。手足の骨格筋ばかりでなく、消化管などの平滑筋の痙攣による痛みにも用いられる。突然ふくらはぎが痙攣して激しく痛むこむら返りや、原因がハッキリしない胃痛や腹痛などの腹部の疝痛にも頓服的に応用され、即効性も期待できる。

◆芍薬甘草湯は、「脚弱癒えて杖を捨てることができる」ことから、別名 去杖湯(キョジョウトウ)ともいわれる。

◆芍薬甘草湯は、虚実に関係なく用いられる鎮痙・鎮痛の基本処方で、多くの処方に組み込まれている。

◆長期連用する場合や患部に浮腫や水腫を伴う時には浮腫の悪化や血圧上昇、脱力感などに注意する。

◆痛みのファーストチョイスで、手足の疼痛、胆石や腎石の疝痛発作、胃腸痙攣、排尿痛などに応用されている。

 

【処方構成】11味

本方の主薬は檳榔子と大黄で、この両薬で瀉下・逐水(排便により余分な水分を排出)の働きを発揮し水毒を改善する。また、本方の構成は、大半が理気薬からなり、体表や体の上部は桂皮・蘇葉・生姜が、 腹部は、檳榔子・橘皮・呉茱萸・茯苓・甘草が、下半身は木香・厚朴・大黄で気を巡らす。それぞれの部位の浮腫や気滞を取り除き、水分代謝を円滑に進めることが出来る。本方は理気・利水の代表処方である

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